岐阜県の令和6年度助成、除外後に福祉車両・設備更新の定額枠が見える

データ・独自分析
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岐阜県の赤い羽根共同募金、令和6年度の助成先団体別ランキング上位は市の社会福祉協議会で占められている。これらを除いて見ると、障害福祉サービス事業所の車両更新や高齢者施設の設備更新に、金額がそろった定額の助成枠があることが分かった。はねっと公開データベースを当サイトが独自集計し、社協・募金会を除いた実際の助成先を分析する。

岐阜県の令和6年度助成、除外後に福祉車両・設備更新の定額枠が見える

2億9,874万円助成総額
806件助成件数
292団体助成先団体数
約37万円1件あたり平均

社協・共同募金会を除いた上位に「利用者送迎用車両更新事業」が繰り返し登場する。清穂会石谷事業所、ぐっどらんど、ぶなの木学園、ビー・カンパニー、ゆりのこという性質の異なる5つの障害福祉サービス事業所が、いずれも同じ金額を受け取っている。

団体名 事業名 金額
清穂会 石谷事業所 利用者送迎用車両更新事業 150万円
ぐっどらんど 利用者送迎用車両更新事業 150万円
ぶなの木学園 利用者送迎用車両更新事業 150万円
ビー・カンパニー 利用者送迎用車両更新事業 150万円
ゆりのこ 利用者送迎用車両更新事業 150万円

出典:はねっと公開データベース(当サイト集計・令和6年度、社協・共同募金会を除く上位20件より抜粋)

同じ構図は設備更新にも見られる。ケアハウスシャロームみわ、ケアハウス寿和苑、大洞岐協苑という3つの高齢者施設が、照明機器のLED化や空調機器の更新でそろって同額を受け取っている。車両更新は150万円、設備更新は300万円と枠ごとに水準が異なり、施設の種類や工事内容に応じて定額の助成枠が用意されていることがうかがえる。

助成先団体別ランキング

以下は292団体のうち、金額の大きい上位5団体を抜き出した一例で、全団体の一覧ではない。

団体名 金額 件数
岐阜市社会福祉協議会 2,813万円 22件
高山市社会福祉協議会 1,217万円 15件
中津川市社会福祉協議会 1,200万円 25件
岐阜県共同募金会 1,078万円 1件
関市社会福祉協議会 973万円 14件

出典:はねっと公開データベース(当サイト集計・令和6年度)

行政委託事業を担う立場を踏まえれば、この並びは想定の範囲内だ。実際の助成の広がりは、これらを除いたところに表れる。

社協・募金会を除くと、金額は4分の1にとどまる

出典:はねっと公開データベース(当サイト集計・令和6年度、「社協」の略称表記を含む)

助成先292団体のうち、社協・共同募金会は2割弱にすぎないが、金額では4分の3近くを占める。団体数で8割を超える「その他の団体」に残るのは、金額の4分の1ほどだ。この中に、前段で見た福祉車両や設備更新の定額助成が収まっている。

横並びの定額枠が示す、岐阜県の助成の実態

団体別ランキングだけを見れば市社協への集中に見えるが、除いてみると、障害福祉サービス事業所の車両更新や高齢者施設の設備更新に、金額のそろった定額の助成枠が用意されていることがわかった。令和6年度(2024年度)の岐阜県助成先一覧では、今回取り上げきれなかった団体も含めて確認できる。

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